祝 アカデミー賞外国語映画賞受賞『Departures おくりびと』
長年、納棺の仕事に取り組んだ方が書かれた
『納棺夫日記』を基に映画用につくられたお話。オーケストラの解散で チェロ奏者としての職を失い故郷の山形に帰って、職探しをしながらも自分探しをはじめる男。新しくみつけた仕事は、ご遺体をキレイにして棺に納める納棺師の仕事。納棺師としての仕事をとおして、自らの生き方にも目覚めていくという
『おくりびと』の話には、人として大切にしたい心が満載です。
『納棺夫日記』とノベライズ
『おくりびと』、どちらもオススメです。
アカデミー賞が本当に獲れればいいなぁと今朝テレビを観ながらも思っていましたが、海外で日本人の才能が認められるというのは本当に嬉しいものです。
祝 アカデミー賞アニメーション短編賞受賞は加藤久仁生
『La Maison en Petits Cubes つみきのいえ』
加藤久仁生作品『つみきのいえ』は、アヌシー国際アニメーション映画祭にてアヌシー・クリスタル賞も獲得しています。
海の水がどんどんあがってきてしまうので、上へ上へと家を積み重ねた“積み木”のような家に住むおじいさんのお話の映像作品。繊細かつ独創的な加藤久仁生の個性溢れる優しい絵の中で物語が進んでいきます。こちらのお話もとっても良いお話。心がほどけて、おじいさんがたまらなく愛おしくなる。
DVD『pieces of love Vol.1 つみきのいえ』がすでに発売されているほか、
絵本『つみきのいえ』もあります。ぜひ、どうぞ!
他にも、2009年第81回アカデミー賞はショーン・ペンが男優賞を受賞した『Milk ミルク』や、監督賞など8部門を受賞した『Slumdog Millionaire スラムドッグ$ミリオネア』 、『The Reader 愛を読むひと』、『The Dark Knight ダークナイト』など、興味深い作品が多いですね。