写真家 植田正治ポストカードブック
『白い風』
植田正治の名作
『白い風』がポストカードブックで蘇る。
1981年に発表されたシリーズ「白い風」では、大正時代に製造されたクラシックカメラ、通称「ベス単」を使用し、古き良き時代の雰囲気をカラープリントで蘇らせています。巧みなソフトフォーカスによる作品。
ソフトフォーカスとは、画面を柔らかく魅せる撮影テクニック。柔らかい光に包まれたようなぼかしを入れた写真のことを指します。80年代の日本の広告写真などでよく使われた手法だというイメージなので、日本の原風景を撮ったシリーズ「白い風」は、なおさら懐かしさをそそります。
写真を勉強する学生の方など若い層には、逆にとても新鮮に見えるのではないでしょうか?