東信作品集
『花と俺』
2005年よりフラワーアーティストとしての活動を開始した東信の約10年間の軌跡をたどる作品集。2005年NYで初の個展を皮切りに、国内外での活動を精力的に展開。
2012年7月に刊行された作品集
『Encyclopedia of Flowers―植物図鑑』は、発売から大ヒットを飛ばす。植物をキーワードに様々な分野で幅広く活動している。
~爆破や宙づりなど、一見型破りな表現方法に、あなたはアートを感じるかもしれない。
しかし、しばらくして気づくだろう。今見ているのは、アート作品というより、ダリアそのものであり、百合のそのものであり、紛うことなき、花の本質そのものであるということを。
世の中の花に対する貧困な想像力を打ち破り、“生けることで花を自由にする”ために、様々な花の有り様、存在の多様性、奥深さを人に垣間見せるために、正面から花と向き合う。
生け花とは、人が花とどう関わるかの表明行為なのである。~
1作目に次ぐ作品集
『花と俺』は、前作
『Encyclopedia of Flowers―植物図鑑』を超える勢い、力強さ、したたかさがあり、より深く花と向き合い、より深く植物へ心酔している様が感じられ、とても美しい。
東信作品集
『花と俺』
日英併記 B5変型 並製本 536頁(カラー528頁、モノクロ8頁) 価格 4,095 円
★『花と俺―東信作品集 : 東信』 アセンスウェブページ