切手人気全盛の1960年代。東欧、北欧、南米、アジアの個性的なグラフィック切手1,154枚の画像とコラムがページにあふれる素敵な1冊、加藤郁美
『切手帖とピンセット』
1154枚をぎっしり詰め込んだ切手帖が、豪華執筆陣によるコラムと詳細なデータを織り込んで、オールカラー184ページで発売。造本装丁は祖父江慎という凝った本は切手蒐集家でなくても欲しくなるハズ。グラシン紙で区切られた切手帖にきれいにならぶ切手をピンセットでチロチロと大切に嗜んでいるアノ感じも味わえるようなデザインです。
切手の小さなサイズの中に広がる世界はその土地や時代、文化、物語を魅せてくれますね、小さな切手だからこそ想像がより大きく広がります。
私は切手蒐集の経験はないですが、小さい頃に下手な自作切手を描くのにハマっていたことを思い出したりもしました。
『切手帖とピンセット』、おすすめです。
掲載のくるくる変わる画像の使用許可を加藤様ご本人より頂きました。 ありがとうございます。