セバスチアン・サルガド写真集
『AFRICA』
入手がむずかしくなっていたサルガドの名作写真集
『AFRICA』が、ドイツの出版社TASCHEN創立30周年スペシャルバージョンで帰ってきました。価格もお安くなって5,900円(税込)です。

昨年末に東京都写真美術館にて開催されたセバスチアン・サルガド「アフリカ」展はとても大盛況だったようですね。私も行きたかった(涙)。
1944年ブラジル生まれのサルガドは、ブラジルの大学で法学と農学を学び、アメリカで経済学修士号を取得してブラジルに戻り大蔵省に勤務。その後パリの大学で農業経済学の博士課程を修了。・・・という頭脳明晰なエリートだったのが、仕事でアフリカの調査に訪れた時から写真を撮りはじめ、1984年、写真家集団マグナムの会員候補を経て正会員となり1996年に脱退する。
アフリカがサルガドの職業を変えさせ、人生を変えさせたのです。そのアフリカを撮った渾身の名作写真集です。