港 千尋写真集
『掌の縄文』
写真家 港千尋による、
人の手に抱かれた縄文土器・土偶の写真集。
~ なで、さすり、つかみ、かかえ、もちあげる。
見られるための展示品ではない、
触られ使われるために存在する土器や
土偶の表情が、5000年の時を超えて蘇る。 ~
黒の表現。
陰影が美しい。
人の手で作られた縄文土器・土偶の深さ、柔らかさを黒で表現。
また、それらを手で愛でる情景。
~ 人の手に抱かれた縄文土器・土偶の写真集。
写真家・港千尋が目を奪われた、土器を素手で持つ光景。
見られるための展示品ではない、触られるために存在する土器や土偶の表情を、人の手とともに浮かびあがらせる。
収録テキスト「抱かれた時間」では、岡本太郎が撮った、掌にのる縄文土器の写真を紹介。
クロード・レヴィ=ストロースが縄文について語った唯一の文章「縄文展カタログ序文」
(1998年、パリ日本文化会館にて開催)も再録する。 ~
港 千尋写真集『掌の縄文』
B5判変型/上製/112頁/ダブルトーン印刷/定価 4,200円(税込)
ブックデザイン : 有山達也+中島美佳(アリヤマデザインストア)
★掌の縄文 : 港千尋 アセンスウェブサイトページ
さすがとしか言いようがない、写真家 港千尋の作品。
これは、本当におすすめいたします。
これらの作品をうつくしい印刷で出版する
羽鳥書店さんもさすがですね。