む、むむむ・・・、緑の軍服を着た りりしい兵士さん
絵本のキャラより、かなりキリッとしたキャラですが、この絵はまちがいなく、まちがいようもなく
大人気絵本
『オニじゃないよ おにぎりだよ』の絵本作家 シゲタサヤカによるものですね。
シゲタサヤカ テイストたっぷりなのに、イタリアの兵士さんっぽさもよくでているから いい!!
まゆげの色とか、鼻が高いところとか、軍服の感じもイタリア兵士って感じがよくでていますよね。
イタリアの軍服をよくわかってない私ですが・・・
。(^-^)。
それだけで読みたくなった児童文学をご紹介です。
本を読むきっかけは、なんだっていいんです。
『 りっぱな兵士になりたかった男の話 』
グイード・スガルドリ (著), 杉本 あり (翻訳)
表紙絵/挿絵 シゲタサヤカ
シゲタサヤカ、はじめての挿絵。
戦争をテーマにしたイタリアの児童文学です。
表紙の他に、本編にモノクロのイラストレーションを11枚描かれています。
おはなし
生真面目に任務を遂行しようとするカスパールと、ちょっかいを出してくる老人のユーモラスなやりとり。
それにひかれて読み進むうち、同時に戦争のむなしさも伝わってくる傑作です。
イラストはユーモア絵本の新星、シゲタサヤカ。
これまでにあまりなかったタイプの、戦争をテーマにした児童文学です。
出版社さんは、ていねいに小学5年生以上向け(漢字にルビ付)という基準を決めてくれていますが、児童文学は、児童のためだけのものじゃないですもんね。
何歳用の絵本だとか、何年生からの児童文学だとか、あまり、大人が決めなくてもよいと私は考えます。おかあさんが好きな絵本を読んであげ、自分で興味をもてば、その本を読ませてみるのもいいと思います。
もちろん、ある程度の限度はありますが、何年生用にこだわるのは、教科書だけでいいのではないでしょうか?
シゲタサヤカ絵本
『キャベツがたべたいのです』が、山形県で開催される『YBC読書感想・体験文募集「本の森たんけん」』の小学校低学年の部の指定図書に選ばれました。
「西日本感想画コンクール」に続いて2つめの指定図書です。
ブログもたのしい、シゲタサヤカ公式ページ
アカモチ工場/シゲタサヤカ
http://akamochi.net
そういえば、なんでシゲタさんの公式サイトの名前が「アカモチ工場」なのか
訊いてみたことなかった。今度、きいてみようっと。