49 の土地の来歴を綴り重ねた随筆集。
児童文学作家、絵本作家、小説家
梨木香歩新刊!!
『鳥と雲と薬草袋』
――鳥のように、雲のように、その土地を辿る。
ゆかしい地名に心惹かれる――
~作家の胸奥の「ものがたり」がはぐくまれる場所に、滋養を与える旅の記憶。~
~読む者の心も、はるばると時を超える。旅に持ち歩く「薬草袋」のなかの、いい匂いのハーブのブーケや、愛着のある思い出のメモの切れ端のような……日常を生きるときの常備薬ともなり、魂を活性化する、軽やかな愛蔵本。~
鳥や植物などのモチーフの装丁デザインが印象的な作家。
今回も、曖昧なやさしい自然色がとてもよく似合う随筆集。