川内倫子 写真集
『あめつち』
― わたしたちはたしかになにかを共有していて、同じ時間を生きている。―
川内倫子という女性は、
自分の内面を見つめつづける、
とても女性らしい女性だと思う。
~2012年、東京都写真美術館にて開催された個展「照度 あめつち 影を見る」に出品された新作《あめつち》。
展示された作品は一部でしたが、その内側から輝くような力強さと圧倒的な存在感は、見る者の心に強い印象を残しました。本作品集
『あめつち』では、川内倫子作品を特徴づけていたローライフレックスによる6×6の正方形の画面から、撮影までに作業時間を必要とする4×5へと、被写体に敬意を払いとらえるために、あえてそのメディアを変更。~
阿蘇の野焼き、、、
川内倫子 写真集
『あめつち』
B4変形/160頁/上製(本体布張り+ポスターカバー)/和英併記
デザイン:Hans Gremmen/価格:6,090円(税込)
*Aperture(米)と青幻舎の国際共同出版。日本語版を青幻舎が刊行。
2012年に東京都写真美術館で開催された個展と同時に青幻舎より発売した写真集
『照度 あめつち 影を見る』に掲載された《あめつち》はシリーズの一部であり、本書
『あめつち』はその完全版となります。
★川内倫子 写真集『あめつち』 アセンスウェブサイトページ