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【 I氏からの推薦本 】
ー夜更けに傾ける、1杯の"パスティス"を。 『パスティス 大人のアリスと三月兎のお茶会』 あなた、どこかへ辿りつけるでしょうか。 太宰治、吉川英治、ケストナー、ドイル、アンデルセン…。 あの話この話が鮮やかに変身する、魅惑のパスティーシュ小説集。 思わずにやりとする、文芸の醍醐味がたっぷりの16編。 原作をご存知の方はもちろん、ご存知でない方もこちらからお試し頂いてかまいません。 ![]() 美味しいです。心地よく酔います。 楽しいです。そして、ちょっと 怖いです。 中島京子 『パスティス 大人のアリスと三月兎のお茶会』 「人」への執着、「花」への妄想、「石」への煩悩… ちょっと怖くて愛おしい五つの《偏愛》短篇集 『妻が椎茸だったころ』もお口に合えばおすすめ。 ![]() 直木賞を受賞された『小さいおうち』とはまた違った 中島京子の魅力を是非ご堪能くださいませ。 I より ![]() ■
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by athens_co
| 2014-11-29 09:58
| I氏からの推薦本
【 I氏からの推薦本 】
![]() いろいろな、愛のかたち。 『変愛小説集』 ![]() ー あのね。わたし、木に恋してしまった。 「五月」アリ・スミス ー モリーに宇宙服が出はじめたのは春だった。 「僕らが天王星に着くころ」レイ・ヴクサヴィッチ ー 僕はいまバービー人形とつきあっている。 「リアル・ドール」A・M・ホームズ これらの一文に惹きつられたら、是非この恋愛アンソロジーを手に取るべきです。 木に片思いしたり、バービー人形と真剣交際したり、気になる男をまる呑みしてしまったり… 変な愛。だけど、純粋な愛を描いた短篇が11篇もつまった1冊が文庫化。 「お母さん攻略法」は爆笑必至、是非皆様にも読んでいただきたい1篇です。 岸本佐知子 編訳 『変愛小説集』 お気に召された方には 『変愛小説集Ⅱ』 (「シュワルツさんのために」がいちおし) ![]() 『変愛小説集 日本作家編』 (日本だって変愛の宝庫なのです!!) ![]() を続けて読むべし!! これだけの変愛小説を編んだ岸本佐知子さんも小説に負けず劣らず面白い人なのです。 そちらは是非、『ねにもつタイプ』にて実感してくださいませ。 ![]() I より
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by athens_co
| 2014-11-17 18:16
| I氏からの推薦本
【 I氏からの推薦本 】
帰ってきた、ストーカー。 『ストーカー』 いや、この言葉を聞いてぱっと思いつく何かと話題になるほうのおはなしではありません。 先月より2階にて「凛々しい物語 ハヤカワ文庫の100冊 2014」が、 展開されているのですが、その選書の中に待望の復刊を果たした1冊があります。 それが、『ストーカー』! まずはあらすじをご紹介、、、 何が起こるか予測できない謎の領域、ゾーン。 それは地球を訪れ、地球人と接触することなく去っていった異性の超文明の痕跡である。 その研究が進められる中、ゾーンに不法侵入し、異性文明が残した物品を 命がけで持ち出すものたち"ストーカー"が現れた。 その一人、レドリック・シュハルトが案内するゾーンの実体とは? 異性文明が来訪したその目的とはいったい何なのか? タルコフスキーが監督した同題名の映画(これがまた傑作なのです!)の原作となった ロシアSFの巨星が描いたファースト・コンタクトがテーマの紛う事なき傑作小説です。 まずもって異性文明が残した痕跡の数々の名前が魅力的(蚊の禿とか、ムズムズとか、魔女のジェリーとか…) どこか間の抜けたネーミングとゾーンでの全く油断ならない緊張感とのギャップが、私にはたまりません。 この作品を復刊していただいた早川書房さんには感謝するしかありません。 ぜひぜひ未読の皆様も購入して、もう二度と版が切れてしまわない様にしようではありませんか!! ![]() 『ストーカー』 勿論「凛々しい物語 ハヤカワ文庫の100冊 2014」には他にも魅力的な本が目白押し。 先日より映画の公開が始まった『悪童日記』なども入っております。 ![]() ぜひお店でご覧になって、読書のお供を見つけてみてはいかがでしょうか。 I より
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by athens_co
| 2014-10-09 08:56
| I氏からの推薦本
【 I氏からの推薦本 】
ー小説好きなら、この本の重みを感じるべきだ。 『重力の虹』 上・下巻 様々な場面や情景を無数に重ねていき、到底把握しきれない程の世界を 小説の中に創りあげるピンチョンの代表作、待望の新訳が遂に刊行。 30万語、日本語原稿枚数にして2900枚。名のある登場人物だけでも400人超…。 数字をいくら並べてもこの小説の魅力が伝わるわけはありませんが、つい言いたくなるほどの圧倒的ボリューム。 その有相無相が入り乱れた小説を混乱しながらも読み続けたいと思わせる、ピンチョン。 全体をつくるその細部が、それぞれに魅力をもった風景やポートレイト、はたまた漫画的なものや幻想味を帯びたものまで本当に色々なもので構成されていて、読むものを惹きつけてしまうのです。 このパラノイアに溢れた世界を迷いながら、行きつ戻りつでも、何年かけてでも、挑戦していただきたい1冊。 ![]() ![]() 『重力の虹』 上下巻 そんなことは言っても、読んだことのない作家のこんな分厚い本をいきないは読めないよ… というあなたには、『競争ナンバー49の叫び』 志村正雄 訳(ちくま文庫)を、まずはお試し下さい。文庫ですので手軽に手に取れますし、入口にするにも丁度良い作品でございます。 ![]() そしてこの『重力の虹』により、予定されていたトマス・ピンチョン全小説が揃いました。 全冊が棚に並んでいるのは、本当に壮観でございます。 ![]() 是非、あなたの棚にも、ピンチョンを。 I より
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by athens_co
| 2014-10-02 09:04
| I氏からの推薦本
【 I氏からの推薦本 】
この、端正で、歪な、才能を。 『工場』 何を作っているのかわからない、巨大な工場。 敷地には謎の動物たちが棲んでいる…。 改行のほとんど無い文章を追いかけていくうちに、自分まで この工場の大きさの中に取り込まれて、迷い込んでしまう感覚とともに、 働くこと、生きることをこなそうとする時に生じる不安と不条理に 包まれてしまって、途方のない気持ちが胸にまとわりついてしまう。 とてつもなく奇妙で自由な想像力を体感できる物語。 不穏な工場での日々を3人の従業員が、それぞれに語っていくのだが、 そこにも密やかな仕掛けがあり、とても丁寧な1篇。 熱帯魚飼育に没頭する大金持ちの息子とその若い妻えを描く「ディスカス忌」 心身の失調の末に様々な虫を幻視する女性会社員の物語「いこぼれのむし」も収録。 特に「ディスカス忌」は、小山田浩子の持ち味が滲みでた傑作だと私は思います。 ![]() 『工場』 第150回芥川賞受賞作『穴』も勿論おすすめ。 仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ夏。 見たことのない黒い獣の後を追ううちに、 私は得体の知れない穴に落ちる。夫の家族や隣人たちも、何かがおかしい―。 ごく平凡な日常の中に、ときおり顔を覗かせる異界が、 生きているうちに躓いてしまう些細な違和を、浮かび上がらせてゆく…。 受賞した表題作の他、「いたちなく」「ゆきの宿」の2篇を収録。 この2篇は「ディスカス忌」と繋がりのある物語。どちらもまた端正な短篇です。 ![]() 只今育児に専念されておりますので、作品は中々出てこないのがもどかしいのですが、 是非皆様も、まずはこの2冊を熟読していただいて、新作の発表を心待ちにしましょう! いつか長篇も読みたい!短篇ももっともっと読みたい!私は小山田浩子を、読みたいのです! I より
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| 2014-08-12 10:01
| I氏からの推薦本
【 I 氏からの推薦本】
" ことば " で、僕らはどこへだってゆける。 『ある一日』 10ケ月をかけて火山のようにふくらんでいった園子の腹。 ―ひとつの命の誕生という奇跡をのせて、天体は回転しつづける。 焼きまつたけとはもしゃぶ。西マリアナ海嶺のうなぎの稚魚。 裏のお地蔵さん。石のうさぎ。園子と慎二。みんなのせて。 " かたち " や " じかん " も飛び越えて、 赤ん坊の誕生という人生最大の一日、 その奇跡を描く、物語。 ![]() 『ある一日』 『みずうみ』という小説の第3章にも、園子と慎二は登場します。 この喪失と再生、「はじまりとおわり」のない物語も読むことで、 更なる読書体験があなたを満たしてくれるはず。 ![]() ことばの、その根源を、探し求める稀有な作家・いしいしんじを是非一度、体感してください。 I より ■
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| 2014-08-06 08:46
| I氏からの推薦本
【 I 氏からの推薦本】
ー自由で、切なくて、しなやかで、ちょっと怖くて、大いにユーモラス。 『プリティ・モンスターズ』 クレメンタインは命を助けられた少年に恋をし、 ジガニーは仲間から「試練」に連れ出される…。 少女たちの奇妙な友情を綴った表題作。 離ればなれになったいとこを巡る傑作ファンタジイ「パーフィルの魔法使い」 哀しくも明るい破滅の風景を描く「サーファー」など全10篇収録。 ![]() ケリー・リンク 著 / 柴田元幸 訳 『プリティ・モンスターズ』 I より
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by athens_co
| 2014-07-28 10:01
| I氏からの推薦本
【 I 氏からの推薦本】
現実と非現実の境目を跳躍する、 摩訶不思議で奇妙、孤独で可笑しい10の物語。 『狼少女たちの聖ルーシー寮』 ワニとレスリングする少女。雪の宮殿を守るイエティ婦人。 ミノタウロスは西部を目指し、海賊の子孫は雪山で歌う……。 エイミー・ベンダー、ジュディ・バドニッツ、ケリー・リンクに 続く、新しい世代の書き手・カレン・ラッセルが贈る 目も眩むほど奇妙で独創的な短篇集。 しかも翻訳は「スタッキング可能」の小説家・松田青子! この1冊を見逃すわけにはゆきません。 ![]() 『狼少女たちの聖ルーシー寮』 その中の1篇「アヴァ、ワニと格闘する」から広がった 長篇『スワンプランディア』も勿論おすすめです。 2冊とも装丁も素晴らしいので なおおすすめです。 ![]() I より
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by athens_co
| 2014-07-24 10:55
| I氏からの推薦本
【 I 氏からの推薦本】
10ページにも満たない、きみょうなはなし。 『月の部屋で会いましょう』 肌が宇宙服になってしまう奇病に引き裂かれる恋人たち、 恋人の手編みのセーターの中で迷子になる男、 誰もが金魚鉢を抱えていなければいけない星への休暇旅行…。 とびきり奇妙だけれど優しく切ない33編の奇談集。 この中のどれでもいい、1編だけ読んでみてください。 そうしたらもう、あとは言葉のまにまに。 ![]() 『月の部屋で会いましょう』 I より
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by athens_co
| 2014-07-16 10:26
| I氏からの推薦本
【 I 氏からの推薦本 】
面白うて やがて哀しき ヒヒとの日々。 『サルなりに思い出す事など』 ストレスの科学を研究すべく、理不尽だらけの 東アフリカの国へ赴いた若き科学者を待っていたのは…。 観察対象のヒヒたち、アメリカ人の霊長類研究者、土着の人々が 三つ巴で繰り広げる、スラップスティックな日常を綴る。 このヒヒ研究者の愛とユーモアを読んだら、 きっとみんなが愛おしくなる。 ![]() 『サルなりに思い出す事など』 I より
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by athens_co
| 2014-07-08 16:54
| I氏からの推薦本
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