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会期: 2005年8月3日(水)~8月11日(木) 会期中無休 時間: 12:00―19:00 (最終日は16:00まで) 入場料: 無料 企画協力: mina perhonen 文化出版局 今年で設立10周年を迎えるブランド「ミナペルホネン」の展覧会です。 ミニバッグ50点、テキスタイルの原画、ドローイングなど見ごたえ十分の展示です。 是非お越しください。 詳細情報はこちら ミナペルホネンの本 出版記念展>> #
by athens_co
| 2005-08-03 18:52
| ギャラリー
早いもので、もう7月も終わりですね。 そういえば、芥川賞・直木賞が発表されました。芥川賞は芥川龍之介ってみんな答えられると思いますが、直木賞は?ご存知ですか?(私はちゃんと知りませんでした) 直木三十五の名を記念して、芥川賞と同時に昭和10年に文芸春秋が制定した文学賞です。 この他にも文芸春秋には、 「故菊池寛の日本文化の各方面に遺した功績を記念して、文学、映画・演劇、新聞、放送、出版、その他文化活動一般において、最も清新且つ創造的業績をあげた人、あるいは団体に贈られる」菊池賞。 「大宅壮一氏の半世紀にわたるマスコミ活動を記念して、ノンフィクション分野における"芥川・直木賞" をめざし、ルポルタ-ジュ・内幕もの・旅行記・伝記・戦記・ドキュメンタリ-等のいずれかに包括されるノンフィクション作品全般を対象とした」大宅賞。 「松本清張の名を記念して、ジャンルを問わぬ良質の長篇エンターテインメントを対象に、既成の枠組みにとらわれない、新鮮で生き生きとした作品に贈られる」松本賞。 ・・・などがあります。 ご存知でしたか?(私はまったく知りませんでした) 『門』(著:夏目漱石) -出版:新潮文庫 頁数:293 ■感想 この物語は、『三四郎(1908年)』『それから(1909年)』に続く、男女の情念を描いた夏目漱石の代表的な三部作の最終作で、主人公”宗助”は、友人を裏切り、両親や親戚・友人などの縁を絶ちきったその後を描いた作品で、結ばれた妻”御米”とひっそりと東京で暮らすのでした。 ただこう書くと、とても暗い感じに読めてしまうのですが、読んでみるとそこには今の時代でも同じように共感できる、仲の良い夫婦の慎ましい営みが垣間見られる物語で、作品のテンポなど、まるでこのまま静かに読み終えてしまうのではないかと思えるくらい淡々と描かれています。 そう、唯一、二人が裏切った友人”安井”の名前が出るまでは。 今、世の中は純愛ブーム『世界の中心で、愛をさけぶ』から『電車男』まで、様々な物語が生まれてきており、登場する主人公達の純粋な「好き」という思いが、行動の原動力となっています。 そして当然、物語ですから常に主人公達の行く手を阻む、ドラマチックな展開が満載で、そこには、笑いあり、涙あり。幸せも、悲しみも、読んでいる読者を魅了します。 そして、愛するが故に他人の幸せを奪うことも、恋愛ストーリーでは多くあります。 もしかしたら、この夏目漱石の『門』は、そんな様々な物語の「その後」に共通する何かを持ち合わせているのかもしれません。 ちなみに、この『門』を読んだ後に、気になって『それから』を読んだのですが、登場する人物やストーリーは違うのに、何故か読んでみると同じ物語を読んでいるような雰囲気になるのです。 『吾輩は猫である』『坊っちゃん』など夏目漱石に対して明るいイメージが強かっただけに、この物語で新しい夏目漱石を得られたような気分。 昔の作品なのに今も尚、輝きを失っていない作品でした。 さて、この物語を紹介してくれたIくんは、現在、ガンジス川の流れる聖地バナラシにいるようです。 果たして、雄大な聖なる川ガンガーを見ながら何を思い描いているのか? どうか、体に気を付けて日本へ帰ってきてください。 『24人のビリーミリガン』(著:ダニエル・キイス) -出版:早川書房 頁数:(上)479 (下)502 ■感想 アーサー(22歳)・・・化学、物理学、医学をたしなみ、イギリス訛りの英語の他に流暢なアラビア語を話す。 レイゲン(23歳)・・・顕著なスラブ訛りがあり、クロアチア語を読み書きし、アドレナリンを自在に操る。 アレン(18歳)・・・口先が上手く、ドラムを叩き、肖像画を書く。 トミー(16歳)・・・関節を自在に外せる縄抜けの名人で、サックスを吹き、電気工学に詳しく、風景画も描く。 フィリップ(20歳)・・・軽犯罪の前科があるニューヨーク出身の乱暴者で、強いブルックリン訛りがある。 エイプリル(19歳)・・・異常なまでに継父への復讐心を持ち、常に殺害計画を練っている。 スティーブ(21歳)・・・常に嘲笑的な物真似をして人を馬鹿にするために、まわりから怒りをかうことが多い。 これらは、26歳当時のウィリアム・スタンリー・ミリガン(ビリーミリガン)の中に存在した24人の人格(年齢:3~26歳、性別:男21人、女3人)の一部です。ご覧の通り、個々の名前や性格はもちろん、性別、出身地、母国語、秀でた才能など、まるで完全に独立した24人の人間がひとつの身体を共有しているような状態です。 本書は一応ドキュメンタリーであってフィクションではないので、作品の文学的な面よりも、ビリーミリガンという一人の多重人格者(本書を読む限り、私はビリーミリガンが多重人格者=解離性同一性障害であると思います)に対しての感想になりますが、前評判に違わず大変面白い作品でした。 一番印象的だったのは、治療によってビリーの人格が統合されていく(人格の交代なしに他の人格と同じような感じを経験する)に従って、それまで社会貢献を真剣に考える真面目で社交的な青年だったビリーが、次第にごく普通のどこにでもいる「反社会的な、気が短くて、ごまかしのうまい」若者になっていったということです。 客観的に言えば「統合されたビリー・ミリガンの能力は、各人格の総合には及ばない」ことになるのですが、分裂していなければなるはずだったビリー本来の性格であったのか思うと、感慨深いものがありました。 ビリーの分裂の原因は、幼少期の継父からの性的を含むあらゆる虐待とされてますが、彼を分裂せざるをえないほどに追い詰めた本当の理由は、周囲(特に母親)の不理解ではなかったかと思います。ビリーが小さい頃に他の人格が現れるのは、決まって理不尽に母親に叱られた前後でした。 最近、親とのトラブルが原因で小学生女児の家出が増えているというようなニュースを聴きましたが、家出が出来るくらいならまだ大丈夫と思ってします。これはあくまで比較の問題であり、本人たちはそれぞれに言い分があるのでしょうが…。 人間は本当に追い詰められると、内的世界に逃げ込むものだと改めて実感しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【読んだよ!三か条】一つ、ジャンルにこだわらない! ・・・マンガ・絵本・実用本、何でも読むこと 一つ、年齢にこだわらない!・・・子供から大人まで、幅広い人からオススメ頂く 一つ、時間にこだわらい!・・・1ヶ月間で読めなくても、毎月、新規購読 但し、1ヶ月3,000円以内。この企画、自腹なので。 ■読んだよ!って? #
by athens_co
| 2005-07-29 17:30
| ブログ企画
TOM FORD
著者:Anna Wintour, Graydon Carter 発行:Rizzoli 価格:17,199円 グッチとイヴ・サン・ローランというヨーロッパの老舗メゾンのクリエイティブ・ディレクターに、アメリカ人デザイナーとして初めて就任した(2004年退任)トム・フォード。彼曰く・・・ 「歴史的にみて、グッチはソフィア・ロレーンであり、イヴ・サン・ローランはカトリーヌ・ドヌーブだ。そして、彼女たちは、ともにセクシーだよ」 #
by athens_co
| 2005-07-27 14:33
| おすすめ書籍
新津保建秀×竹井正和(フォイル代表取締役)×スペシャルゲスト 日程:2005年8月17日(水) 時間:19:00‐20:00 入場は無料ですが、先着60名様までの予約制となります。 参加のご予約、その他のお問い合わせは、フォイルまで! フォイル 電話:03-5432-6317 メール:info@foiltokyo.com 公式サイト:FOIL WEB #
by athens_co
| 2005-07-27 14:03
| ギャラリー
paper×paper
著者:中林うい 発行:文化出版 価格:1,575 鞄デザイナーの中林ういさんのペーパークラフトブック。 “紙の魔術師”ロバート・ザブダのポップアップ絵本に慣れていると、この一冊はとても素朴で逆に新鮮です。 中林さんは絶対「はさみダコ」が出来ているはず! #
by athens_co
| 2005-07-26 13:55
| おすすめ書籍
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